映画スタンドバイミーで、黒ぶちメガネをかけた少年、テディ。
映画では、危険なことが大好き、そして父親にひどい仕打ちをされながらも、父親を尊敬する姿が印象的でした。
スタンド・バイ・ミーは映画では4人の旅そのものにスポットがあてられていますが、原作のスタンドバイミーでは、4人の後日談が語られています。
テディはその後どうなったのでしょうか?
お父さんがあんな感じだと心配になっちゃうよね。
幸せに暮らしたのかな?
実は映画と原作でもテディのその後は違うんですよ。
そのあたり説明していきましょう。
本記事では、スタンドバイミーのテディがその後どうなったのか、映画と原作の両方で紹介します。
またテディ役の俳優に関して、映画のその後どうなったのかもお伝えします。
【スタンドバイミー】テディのその後(映画)
スタンドバイミーのテディのその後は、映画ではこうなっています。
あまり学校の成績が良くなく、学校卒業後は就職組へ。
元兵隊である父親を尊敬しており、その影響から軍隊をこころざす。
しかし、目と耳が悪かったため、軍隊には入れなかった。
一時刑務所で服役したあと、日雇いの労働者として働く。
こちらは映画の最後でも紹介があったので、ご存知の方も多いかと思います。
目の方は、あのメガネの大きさをみても分かる通り生まれつき悪かったようですが、耳の方は後天的なものなんですよね。
しかも尊敬している父親にストーブでやけどを負わせられるという・・・
映画でのテディは一度刑務所に入るなど、一度人生を踏み外してしまっていますが、その後自分の未来を一応もてた感じになっています。
【スタンドバイミー】テディのその後(原作)
スタンドバイミーのテディのその後は、原作ではこうです。
学校の成績がよくなく、就職組へ。
目と耳が悪かったことから軍隊はあきらめ(ここまでは映画と一緒)、キャッスル・ロック公共事業団に就職。
1971年、マリファナを吸いウォッカを飲みながら、男友達と女友達2人をのせた車を運転し、若くして自動車事故で無くなる。
原作の方のテディは、若くして自分の未来をなくしてしまう結果となっています。
自動車事故を起こした原因を考えると、テディは心に何か重苦しいものを抱えていたと考えざるを得ません。
なお、話が後先になってしまうのですが、映画と原作では、少年4人がそれぞれの道を歩んでいった後日談も書かれています。
学校の進路では、テディとバーンは就職組に、クリスとゴーディは進学組になります。
そして、ここで4人の明暗が大きく分かれるのです。
テディとバーンは不良となり、自分たちより弱いクラスメートを従えるリーダーとなります。
そして、バーンは、1966年にスラム街のアパートの火事で死亡。
スタンドバイミーは1960年代、4人の少年が13歳になる夏の話ですので、バーンは本当に若くして(おそらく10代)でなくなってしまうのです。
テディもさっき述べたように、若くして自動車事故で亡くなります。
クリスとゴーディは、お互いを励まし合いながら猛勉強し、メイン州立大学へ進学します。
クリスは法学部へ進学、よい弁護士になるかと思われますが、修士課程2年生の時、飲食店での客の喧嘩に巻き込まれ、ナイフで刺されて殺されてしまうのです。
クリスが殺されてしまうのは映画と一緒ですが、バーンとテディも若くして亡くなってしまう原作は、「もうもどれない12歳の夏」という設定をさらに強くしているように思います。
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(↑原作となっているスティーブン・キングの「スタンド・バイ・ミー」の小説)
【スタンドバイミー】テディ役俳優の現在
テディ役の俳優は、コリー・フェルドマンです。
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Tewitterのプロフィールには、
「Actor(俳優), Singer(歌手), Writer(ライター), Producer,(プロデューサー) Director(ディレクター), Dancer,(ダンサー) Choreographer,(振付師) Musician(音楽家), Author(著者), Advocate(論者)」
とあり、役者だけでなく、芸能活動のかなり広い分野で活動をされています。
スタンド・バイ・ミー後はあまりヒット作に恵まれず、若くしてハリウッドの水を知ってしまったことから薬物中毒にもなっています。
コリー・フェルドマンのその後については別の記事に詳しくまとめてあります。
ゴーディ、クリス、バーン役の俳優さんのその後も同じ記事にかいていますので、興味のある方はごらん下さい。
まとめ
スタンドバイミーのテディは、映画では、目と耳が悪かったことで軍隊に入れず、一度刑務所には入ったのち、日雇いの労働者として働くことになります。
一方、原作では、軍隊に入れなかったことは同じですが、不良グループのリーダーとなり、薬とお酒を飲みながら友達をのせた車で事故を起こし、若くして亡くなってしまいます。
どちらの人生もテディは幸せそうには見えませんが、原作の方がより悲しい結末であったことは違いありません。
テディ役の俳優、コリー・フェルドマンは現在芸能の分野で幅広く活動しています。
スタンドバイミー以降はあまりヒット作がなく、荒れた人生を送っていたようです。
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