七草がゆの材料は代用できる!いつ食べる?美味しいレシピやいわれも紹介。

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食べ物

七草がゆを作ろうと思ってスーパーに行って材料がなかった・・・

ご心配には及びません!七草がゆの材料は他のもので代用可能です♪

 

 

(↑春の七草

左からゴギョウ、ナズナ,セリ、スズナ、スズシロ、ホトケノザ,ハコベラ

 

 

 

「七草がゆをどうして食べるのか?」というところが分かれば、「なんだそれなら七草きの代用でもいいね!」となるはずです^^

 

 

 

本記事では、七草の代わりになる菜っ葉や野菜をご紹介します。

そして、その美味しく食べれるレシピや、「七草がゆってなんで食べるの?」のそもそものところもお伝えします。

 

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七草がゆの材料の代用品はこれ!

七草がゆの理由は、のちに詳しく説明しますが、「無病息災」「おなかのお休み」「ビタミン補給」。

ならば、ないときは七草全部にこだわらなくても十分なのでは!

 

 

と、七草の代用品はこれ!というものをお伝えします^^

 

七草のかわりになる野菜たち

どれもスーパーで簡単に手に入りますよ!

そもそもは今よりモノがなかった平安時代の流れからできたもの。

現代で代わるものはこれらでよし!!

 

 

・ニンジン(葉)(セリ科)

・コマツナ(「ナズナ」と同じアブラナ科)

・ミズナ(「ナズナ」と同じアブラナ科)

・ミツバ(「セリ」と同じセリ科、セリと似た香りも)

・シュンギク(おなかを整える作用あり。「ゴギョウ」と同じ咳止めや痰をしずめる効果も期待)

・ホウレンソウ(「ハコベラ」に多く含むビタミン、ミネラルが豊富)

・ユキナ(ホウレンソウに同じ)

 

 

スズナ(かぶ)、スズシロ(だいこん)はお手軽に買えますよね。

 

 

「歯ごたえ」や「香り」などの好き嫌いもありますので、そのあたりはご家庭の好みで代用して頂ければと思います。

 

 

大事なのは「無病息災の祈り」と「おなかのお休み」。

 

 

そもそもの七草は野草が多くて、「青くさくて苦手」という方も多いのです。

(ナズナなんでぺんぺん草ですしね^^;)

 

 

 

それならば代わるもので作って、家族においしく食べてもらう方がとってもいい!と私は思います。

 

七草がゆ地域によって具がぜんぜん違う

七草がゆ、地域によっては「葉もの」を全然入れないところもあります。

 

先ほど「若菜摘み」が原型というお話がありましたが、そもそも冬に雪が降る地域は「若い菜っ葉」なんて、この時期にとれやしません。

 

 

(私は東北住まいですが、「初詣」もそんなにみんな行かない気がします。

個人的な所感ですが。

吹雪にふかれて初詣にいったら、元旦から風邪をひいてしまいます^^;)

 

 

ですので、その代わりといってはなんなんですが、

 

・ゴボウ、ニンジン、ズイキ、油揚げを入れた納豆汁を食べる

・神様にそなえたおにぎりをくずし、野菜や栗、干し柿をいれた雑炊を食べる

・1月16日に根菜の炊き込みを食べる

 

 

などざまさま。

味も白いおかゆだけでなく、だしを入れたり、雑炊にしたりとバリエーション豊かです。

 

 

昔の人の「新年をお祝いしたい。無事にこれから1年を過ごしたい。」という思いが、様々なかたちであらわれているのが分かりますよね。

 

 

なので、「七草を他の野菜に変える」のは、本当にあり!だと思うのです。

 

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そもそも七草って何なの?

説明が後先になりますが、七草がゆに入れる七草は、

 

・セリ(芹)★

・ナズナ(薺)(いわゆる「ぺんぺん草」)

・ゴギョウ(御形)(昔は「ヨモギ」として使われていた)

・ハコベラ(繁縷)(お浸しなどでもおいしい野草)

・スズナ((菘)=かぶのこと))★

・スズシロ((蘿蔔)、だいこんのこと)★

・ホトケノザ(仏の座)

 

です。

★のついているものはスーパーでも簡単に手に入るものです。

★のついていないものは、野草類ですので、普段お店ではあまりみないのではないかな、と思います。

(セリは地方によりますかね^^;)

 

 

これらの七草はビタミンがたくさん含まれています。

 

また、

 

・胃腸を整える

・咳や痰をおさめる

・体中の余分な水分や毒素を出す

 

などの効果も期待できる青菜たちです。

 

 

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そもそも七草がゆをなぜ食べるの?

古くは平安時代から行われていたものです。

 

 

・1年の無病息災と長寿健康を祈る

・お正月にいーーっぱいごちそうを食べ忙しく働いていたおなかを休めるために食べる

 

という意味があります。

 

また、

 

 

・保存食であるおせちに足りないビタミンを多くとる

 

 

という理由もあるようです。

 

 

 

 

昔の人の、体への「オン/オフ」の知恵も入っているんですよね^^

 

 

 

もともとは中国の習慣です。

唐の時代(618~ 907年)、「人の日」の1月7日に、無病息災を祈って七種類の野菜を入れた汁物を食べていました。

 

 

その風習が、1月7日の七種の菜を摘む、日本の「若菜摘み」という風習とくっついて今の「七草がゆ」という形になったとことです。

 

 

七草がゆはいつ食べる?

本来は七草がゆは1月6日の夜に準備して、1月7日の朝に食べるものなのですが・・・

 

現代の人の生活パターンは様々です。

家族の人数も暮らしざまも。

 

無理にこれに合わせる必要はないのではないでしょうか。

(もちろん、1月7日朝!と決めてらっしゃるおうちは素晴らしい!!)

 

 

気ぜわしい年末年始が終わり、ふーっと一息つくような最初のお休みの朝。

気持ちもおなかもお休みする意味で、そんな朝に私は食べたいなあ、と思います^^

(朝ごはんを楽するためにも(笑))

 

 

七草がゆの簡単なレシピ

おかゆって簡単!・・・でもないんですよね。

いや、手順は簡単なんですけど、鍋で作ると時間がかかる^^;

 

ここでは、炊飯器で作る「七草がゆ」のレシピ動画をご紹介します。

 

本当にすごく簡単!

 

 

1  .炊飯器の「おかゆ」モードで塩を少々入れておかゆを炊く。

2.  七草(もしくはその代用品)を塩もみしておく。

3. おかゆが炊けたら、2に塩もみしておいた七草(代用品)を混ぜる。

 

だけです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな風に梅干しなんかあっても、口がさっぱりしていいですよね。

 

 

お塩の代りに顆粒だしで味をつけたり・・・

あまったおもちを小さく切って、グリルであぶったものを最後に混ぜてもおいしそう!

 

 

 

本当に簡単なのでぜひお試しください^^

 

 

七草がゆの材料は気にせず代用品を使おう

七草がゆの意味を考えて。

 

おいしく食べることを考えて。

 

地域でも材料が違うことを考えたら。

 

 

 

やっぱり、「七草がないから作らない」はもったいない気がします。

 

 

1年の無病息災の意味をこめて、気軽に炊飯器で作ってみてはいかがでしょうか^^

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