ザリガニを食べる国はどこ?地域や料理について紹介します

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食べ物

外国の料理番組でサリガニ料理がたまに出てきますが、「ザリガニを食べる国なんてあるんだ!」と少しびっくりした経験ありませんか?

 

意外や意外、ザリガニを食べる国って世界には結構あるんです。

(↑は「ザリガニとマンゴーのサラダ」です。おしゃれ!! )

 

本記事では、ザリガニを食べる国やその料理法について紹介します。

日本で買える場所もあるんですよ^^

 

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ザリガニを食べる国①中国、その食べ方は?

世界的なグルメ大国中国。

クマの手やツバメの巣、ハチの子なんかは高級食材。

「中国人は、4つ足のものは『机』以外なんでも食べる」と言われているほど、食に対して貪欲です。

 

 

その中国でサリガニはもともと食べられていたそうですが、2015年から「ザリガニ料理」の爆発的な人気となりました。

その勢いやものすごく、上海ではコンビニエンスストアの店舗数を超えた「ザリガニ料理専門店」が軒を連ねています。

 

 

中国ではザリガニはどうやって食べられているのでしょうか?

さまざまなメニューがありますが、中でも人気なのは、「花椒」と「唐辛子」で四川風に味付けをした、「麻辣小龍蝦(マーラー・シァオロンシア)」。

 

 

他にもクミンやニンニクを使ったり、胡椒をつかったりと、「スパイシーな」調理法で食べられるようです。

そんな中国のザリガニが最も出荷されるのが6~8月。

 

 

中国でのザリガニ料理は「夏の味覚」です。

ビールと共に食するのがたまらない!!

 

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ザリガニを食べる国②アメリカ、その食べ方は?

ザリガニはアメリカでは「ケイジャン料理」と言われ、とてもポピュラーです。

ルイジアナ州南部の料理が発祥となり、ルイジアナ州だけでなくその東隣テキサス州でも食べられています。

 

 

料理法としては、エビと同じように茹でスパイスをつけ、ディップにつけたりジャガイモを添えたり。

 

 

オーブン料理に入れたり。

(グラタンかな?)

 

 

ピラフに添えたり、パスタに入れたり・・・・

ザリガニは、エビとほぼ同じ方法で食べられています^^

 

 

そんなアメリカのサリガニの旬は1月下旬~2月中旬の間から始まります。

3月にピークを迎え、4月下旬くらいにはザリガニが大きくなりすぎて硬く、あまりおいしくなくなるようです。

 

 

シーズン後半には、テキサス州ヒューストンでは、Crawfish Festival(ザリガニ祭り)があちこちで開かれるくらいの人気っぷり。

家庭料理としても定着しており、各家庭でスパイスの塩梅もちがい、まさに「おふくろの味」を呈しています。

 

 

どれだけザリガニ料理がポピュラーかよくわかりますね!

 

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ザリガニを食べる国③フランス、その食べ方は?

フランスでは、ザリガニは肉や魚、野菜と同じで「普通の食材」としてとてもポピュラーです。

 

フランス語でザリガニは「écrevisse(エクルビス)」。

ザリガニのソースはの「ソース  オー  エクルヴィス」「ブール エクルヴィス」などがありますし、スープも。

茹でたザリガニの肉を葉物野菜や果物と混ぜてサラダにしたり、ワイン蒸しにしたり、ムースにしたり、パスタにあえたり・・・・

(↑本当に色々な食べ方が!!)

 

 

日本のスーパーで見かける「ブラックタイガーなみ」にポピュラーな食材です。

なお、庶民に一番食べられている料理法は「ザリガニの塩ゆで」だそう^^

 

 

フランスでのザリガニは「高級食材」としての立ち位置も確立しています。

高級レストランなどで使われるザリガニは、アメリカザリガニより一回り大きい、「ウチダザリガニ」という品種です。

形も味も、オマール海老によく似ています。

ここでも使われ方は様々。

殻からのダシも最高で、スープやソースにも使われるんだとか。

 

 

庶民の味でもあり、高級料理店でも使われるザリガニ。

日本のエビの味噌汁やカニの潮汁のような感覚でしょうか。

 

 

本当に日本での「エビ」が、フランスのザリガニなんですね。

 

ザリガニを食べる国④スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、その食べ方は?

フランス同様、スカンジナビア半島にあるいわゆる「北欧」の3国、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーでもザリガニはとてもポピュラーな食材です。

 

 

特に、スウェーデンとフィンランドの2国のザリガニ料理熱はすごい!

(ノルウェーはそれほどではないそうです。)

 

 

どれくらいすごいかというと、ザリガニ漁が解禁になると、「ザリガニパーティー」が各所、各家庭で開かれるくらいの人気っぷりです。

フィンランドでは学校や町単位でも、この「ザリガニパーティー」は開かれます。

 

 

その食べ方のもっともポピュラーなものは、北欧で欠かせないハーブのディルとお水と塩で茹で、一晩寝かせれば出来上がり。

 

 

この「ディル風味ザリガニの塩ゆで」の山もりを、パーティーでは、エビのように殻をむきながら、みんなでむしゃむしゃと食すんだとか。

 

 

もともと、北欧ではつい最近まで、1年を通してザリガニは食べられていました。

しかし、「大好き過ぎて」ザリガニが絶滅寸前に。(なんと!)

 

 

ので、国はザリガニの禁漁期間を設けました。

その禁漁期間が解かれるのが、フィンランドでは毎年7月21日。

スウェーデンでは毎年8月第1週目の水曜日。

 

 

その解禁日のその日にお祭るのが、スウェーデンのザリガニ祭り、「Kräftskiva(クレフトシ―ヴァ)」。

解禁期間の8月から9月にフィンランドで行われるサリガニ祭りが、「Rapujuhlat (ラプユフラット)」です。

 

 

ザリガニ祭りは、特にフィンランド、ノルウェーでは夏の風物詩なんです。

 

 

禁漁期間でも、「冷凍ザリガニ」が町のスーパーは普通に売られています。

とってもポピュラーな食材ですね^^

 

ザリガニを食べる国➄リトアニア、ラトビア、その食べ方は?

北欧三国の海を挟んでお向かいにある、リトアニアやラトビアでもザリガニを食べます。

バルト海に面してるこの2国は、豊富に河や湖があります。

魚料理は、何世紀も前から庶民の味。

そんな中でサリガニが自然と食材になったのはうなづけます。

 

 

具体的な料理法ですが、塩ゆでにしたり、エビのように湯でて何かにあえたり添えたり、という食べ方がメイン。

また、レストランではメインのお料理にザリガニが使われることもあります。

 

 

フランスのように、庶民の味と高級食材としての立ち位置をしっかり持っていますね!

 

ザリガニを食べる国は意外とある!それもおいしそう!!

ザリガニって海外では意外と食べられているんですね。

しかも、料理法もどれもおいしそう!!

 

 

そういえば、夏限定ですが、IKEAで冷凍ザリガニの販売やサリガニ料理の提供がありましたよね。

気になる方はぜひ^^

 

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