情熱大陸で放送された「わさお」の木彫り像。
この像は、「わさおの生きたあとを残していきたい」という思いから、記念碑プロジェクトが立ち上がったことからできたもの。
木彫りの像は、わさおの銅像の原型として、はしもとみおさんが制作を。
そして、これを原型とし、銅像を制作するのは、富山県の美術株式会社です。
木彫りの像はまだ完成品ではないんだね。
このわさおの像はどこに置かれるんだろう?
はしもとみおさんの作品が銅像になった姿をまた見てみたいですよね。
本記事では、はしもとみおさんが原型を作られたわさおの銅像が、どこに置かれるのか、そして、それはいつから見れるのかについてご紹介します^^
情熱大陸わさお像のおかれる場所は?
わさおの銅像が置かれる予定場所は、青森県鰺ヶ沢町の海の駅わんどの敷地内です。
(ご存じの方も多いかと思いますが、わさおは2020年6月に亡くなっています。)
【海の駅 わんど】
・住所:〒038-2753 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町本町246−4
・電話:0173-72-6661
・アクセス:
JR鰺ケ沢駅から徒歩で15分、車で5分
青森市内より車で約90分。
「海の駅 わんど」は、青森県の日本海側、津軽半島のちょうどねもと付近にあります。
「海の駅 わんど」からわさおの住んでいた「七里長浜 きくや商店」は、距離にして3kmほど、車にして約5分の距離。
「海の駅 わんど」にはわさおグッズもたくさん売られており、2010年にわさおは鯵ヶ沢の観光大使にもなりました。
そこに、わさおがいた。~追悼ムードに包まれる鰺ケ沢町~ https://t.co/IM6VCjKM8o
— わさお公式 (@WASAO_official) August 18, 2020
(↑「海の駅 わんど」には、今もわさおの看板が。)
思いで深く、かつ多くの人が出入りする、鯵ヶ沢の海の駅に銅像が置かれるのは、そこを訪れるお客様にとってもとても嬉しいことでしょう^^
情熱大陸わさお像はいつから見れる?
わさおの像は、2021年の秋に完成、わんどに置かれる予定です。
銅像の台座は、軽トラの荷台の高さくらい。
おすわりしているわさおの姿が、あまり高くない台座におかれていますので、完成したらきっといい写真スポットになるんだろうなあ、と思います。
わさおの銅像は、はしもとみおさんが仕上げた木彫りの原型をもとに、富山県の黒谷美術株式会社が作成します。
この黒谷美術制作会社は、昭和47年から続く、国内屈指の美術鋳造メーカー。
技術力にとても定評がありますので、はしもとみおさんの作る「生命」あふるるわさお像がどんな銅像になるか、とても楽しみですね^^
わさおくん彫刻 三週間前のアトリエから。
アトリエは木屑の大草原になり、天国に行ったわさおくんの輪郭をこの世界で再び探す。
果てしなく難しい仕事で、数えきれない写真や映像をインプットして3Dにつなぎあわせてみましたが、いつもいつも思うのは、生きていた頃のわさおくんに一目会いたいと。 pic.twitter.com/ocmvDsnoNQ— はしもとみお (@hashimotomio) April 25, 2021
わさおって実はスクリーンデビューしてるんですよ^^
そして、映画のわさおに密着した撮りおろしのストーリーブックがあるんです。
わさおのもふもふはもちろん、わさおの子犬時代を演じている「小わさお」とってもかわいいこの一冊。
わさおのファンはもちろん、わさおのかわいさを知りたい人にもおすすめの本になっています。
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はしもとみおさんの木彫りわさお像はどうなるの?
「『わさわさ』した長い毛のわさお君の雰囲気を木彫りで出すのはとても難しい」とはなしてらっしゃるはしもとみおさん。
時間をかけて丁寧に、時にはかわいく思いながら彫ったわさお像はどうなるのでしょうか?
1ヶ月前のアトリエから、
まずはチェンソーでおおまかな荒どりをします。ここは体力勝負だけど、下書きなく進めるので感覚も全開で使わないといけなくて精神力もヘトヘトに。
そしていつも何かトラブルがおこるのだけど、トラブルからの修正で思っていたよりもいい形が生まれたりもするので、自由に。 pic.twitter.com/DHXA8iRPrm— はしもとみお (@hashimotomio) April 14, 2021
通常ブロンズ像を作る時は、「型どり」を行います。
型をとる
↓
型に溶かした金属を流しこむ
↓
金属がかたまったら、型をはずし、仕上げをする
銅像を作る時の流れは、シンプルにするとこんな感じです。
そして、この「型」をとるために、木や粘土で作られるのが「原型」です。
私も知らなかったの色々調べてみたのですが、原型が「木」の場合、銅像を作る時に原型が汚れたり壊れたりすることはなさそうです。
(粘土だと、型から壊してかきだされたりするようですが^^;)
「木」が原型の銅像の型どりは、こちら古川彫刻さんの写真の工程がとてもわかりやすいので、ぜひご覧ください。
細かい木彫りの原型が、そのまま「型」となって現れる方法がとても詳しく説明されています。
木彫りのわさお像が銅像を作った後どこにいくのか・・・
それはまだ発表されていませんが、しばらくははしもとみおさんのアトリエに戻るのではないかな、と思っています。
もしどこかに置かれるようなことがあれば、こちらに追記していきたいと思います^^
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【2021年5月6日追記】
わさおの銅像の原型は、わさおが住んでいたイカ焼きの「きくや商店」で一時保管されているそうですよ^^
期間はわかりませんが、銅像と原型を楽しめる期間をお見逃しなく^^
参考URL;
Web東奥 https://www.toonippo.co.jp/articles/-/512307
◆きくや商店
〒038-2705 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町南浮田町美ノ捨59−19
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沢山の魅力的な作品を作られるはしもとみおさん。
そんなはしもとみおさんの展覧会や個展は、2021年は6カ所で予定されています。
はしもとみおさんの作品に出あえるチャンス!
個展などでは、作品の販売も行われることがあります^^
はしもとみおさんの2021年の展覧会・個展の予定はこちらになります^^
まとめ
情熱大陸にも出た、はしもとみおさんのわさお像は、それが「原型」となり、銅像が作られます。
できた銅像が置かれる場所は、青森県鯵ヶ沢の「海の駅わんど」の中です。
わさおにとってとてもなじ深い土地になります。
設置される時期は2021年の秋ごろの予定。
木彫りの原型は、銅像をつくる工程を調べた限り、汚れたり壊れたりすることはなさそうです。
木彫りのわさお像は銅像を作ったあと、しばらくはしもとみおさんのアトリエに戻るのではないか、と思っています。
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